【円盤発売記念】嵐のオタクだった私がKinKiと堂本剛くんに落ちた日の話
KinKi Kids CONCERT 20.2.21
〜Everything happens for a reason〜
発売おめでとうございます!!!
いつもより早く仕事を終え、これから予約店舗へガンダで向かいます☺️🌸👍
私事ですが、この公演には特別な思い入れがあります。
なので円盤化をとてもとても楽しみにしていました。
何を隠そう、この公演で見事 堂本剛くんに惚れ、KinKi Kidsに沼落ちしたからです。
さて、今回は、沼落ちのきっかけとなった公演が円盤化したことを記念して、
長い間他人が引くほどに櫻井くん(嵐)一筋だった私がいかにして剛くんの沼に落ちるに至ったのかを書き記しておきたいと思います。お時間の許す方は自己満足にお付き合いください。
始まりは、2017年12月16日。
コンサート初日に参加したことでした。
この年はKinKi Kidsの20周年という節目であり、剛くんが突発性難聴を発症した年でもありました。
この時の私は、絶賛の嵐オタクです。10余年来の筋金入りの櫻井担です。
当然、突発性難聴とは何ぞやという程度の認識で、20周年記念ライブに行ってみたいという母のミーハー極まりない動機に付き合う形でドームに足を運ぶことになっていました。
もちろん、ずっと嵐の沼にいた私にとってKinKi Kidsは『ちょっと別格の先輩』という印象があったし、いつかライブに行ってみたいとは思っていたので、むしろ楽しみではありました。ただ、剛くんの耳の関係で"いつも"のライブでは無いらしい、という情報だけ聞いて、なんだ残念だなぁ、なんて呑気に思っていました。
…打っていて自分のお気楽さをぶん殴ってやりたい😉←
現実、ファン以外の人間にはこの程度にしか認知されていないのかもしれないと思うと、ファンになった今では歯痒く、寂しく、もどかしいです。
以下は淡々と公演の感想を綴ります。
円盤を楽しみにされている方はネタバレ回避をお願いします。
もうすっかり来慣れた東京ドームに入場すると、上手側のアリーナ席でした。
シングル曲の曲名が高々と掲げられるステージと、会場全体の緊張感に息を呑み、コンサート前にも関わらずペンライトの光らない会場を新鮮な気持ちで眺めていました。
今考えると、剛くんの耳のことがあってからの初コンサートだったので、ファンの皆さんも本当に緊張されてたのかもしれないですね。
(コンサート中のMCで光一くんが「何か緊張してるな?」みたいなこと言ってました。客席のそんなことまでわかるなんて普段どんだけ客のこと見てるんだ😭と感動しました)
そしてコンサートが始まり。
何というかもう、言葉が出なかった。
何も言えないほどに圧倒されてしまった。
なんだこの歌唱力!
なんだこの表現力!
なんだこの2人の声の親和性!
なんだこの優しさ!
なんだこの愛おしさ!
2人の歌唱力にガンガン殴られている感覚。痛くないけど、確かに感じる衝撃。歌で、声で、歌唱力で殴られていると感じたのはこれが初めてでした。
シングル中心に構成されたコンサートであったにも関わらず、ファンではなかった私には初めて聴く曲も多く。
初めて聴いたKinKi Kidsの曲たちの印象は、どの曲も切実なほどの"愛"を歌った曲だということ。
そんな曲たちを、高すぎる歌唱力で約3時間ぶっ続けで聴かされる。コンサートが終わった後の心の満たされようと言ったらなかった。じんわりと胸の奥が熱くて、ちょっぴり泣きたくなって、(もはや泣けて来て)、この世に溢れる愛を確かに感じた。これは初めて経験した気持ちでした。
全編オーケストラということもあり楽曲には様々なアレンジが加えられていましたが、それもまたそれぞれ良かったです。
コンサート冒頭、Timeあたりから、ちょっと泣けて来た。この時点ではただの嵐ファンである私が。ファンの贔屓目は一切なしに、楽曲と"KinKi Kidsたる"2人の姿に感動してウルッと来た。
ライティングが赤と青でそれぞれ照らされていたんですよね。それで、剛くんが青を纏って歌う姿が、あまりにも美しくて、壊れそうで。
ヘッドホンを気にしながら、目を閉じて、眉間に皺を寄せて歌う剛くんから目が離せなくて、胸がざわざわして仕方なかったのを本当によく覚えています。
そして来たる『もう君以外愛せない』。
この時の私はPartyのことは何も知りませんでした。夏にイベントをやっていたことすら知らなかった。
もう君以外愛せないもきちんと聴いたこともなく、合唱には参加できなかったから、ただファンの皆さんの歌を聴いていた。聴いていて、ぼろりと涙が溢れた。上手く言葉では言えないけれど、あの空間に確かに"愛"を感じた。2番に入りKinKiの歌唱に代わり、最後の剛くんの消え入りそうな「今ここに君と約束するよ」で、スコンと心の鍵を開けられた感じがしました。(抽象的ですみません)
しかも"君"のところで、ふわぁ〜っと会場を手で示してくれていた。死んだ。(急に語彙力どうした)
楽曲が終わり、ファンの方々の歌声を聴いた剛くんが「ありがとう」と何度も繰り返した。呟くように、噛みしめるように、小さな声で何度も。なんて優しい声だろうと思った。
部外者から見ていて、あの場にはKinKiとファンの皆さんとの相互の愛を確かに感じたのです。それが本当に眩しかった。
そして極め付けは、光一くんのソロ準備のため、剛くんがステージ上に1人になった時。
ぽつりぽつりと耳の状態を話し始める剛くん。その時は、随分淡々と、飄々と話す人だなという印象でした。(のちにLFで『飄々として見えるかもしれないけど僕の中では闘っているので見守って欲しい』と更新されていたのを知り涙が止まらなくなった)
そんな彼が、淡々と、でもしっかりと、
『無理はしてますよ』
『けど、無理をしてでも立ちたい場所もありますよね』
と真面目な顔で言い切ったことに、心を鷲掴みにされてしまった。
状況はそんなにも深刻だったのか…と自分のお気楽さを呪いたくなったし。そんな状況でも、ずっと続けて来たドーム公演に立ちたかったと言ってくれるのって、ファンにとっても涙が出るほどありがたいことだよなと思ったし。
なんてかっこいい人だろうと。
ただその一言に尽きる。かっこいい。
彼のこの言葉で、私はすっかり彼の人間性に惹かれてしまいました。
あとは何を隠そうMCです。
え、なにこのゆるゆる?そして噂に聞くオタクいじり?え、2人仲良しか???
正直これまでは、剛くんに笑顔の印象がほとんどありませんでした。
それがどうでしょう。光一くんと話してる時はまぁ〜〜〜〜〜よく笑う!光一くんに向ける笑顔のふにゃリティの高さ!む、無邪気〜〜〜!!!!母親を見つけた子どもみたいな笑顔する無邪気〜〜〜!!!!カ、カワイイ〜〜〜〜!!!!(沼にスコーーーーン!!!!!)
この他にも、青の時代とかハモデとかNext to youとかそれぞれのソロとか語りたいところはたくさんたくさんあるんですけどここらで割愛します。
待ってNext to youはダメだ。(思い出し泣き)
歌詞が全部泣けた。
"春が来たら旅に出よう
風の歌を届けに行こう"
待ってるよ、ずっとずっと待ってるよ!!!!!(?)
そんなこんなで(どんなこんなだ)
無事に沼落ちした私は、現在に至り、円盤発売を迎え、こうして幸せを噛み締めています。
あの時、偶然とはいえコンサートに連れて行ってくれた母には本当に感謝だし、あの時KinKiさんに出逢えて本当に良かったです。
あれから、たくさんのKinKiファンの皆様とツイッターを通して知り合い、楽しい時を過ごすことが出来ています。
このご縁も全てこの日があったからこそです。
改めて、円盤発売本当におめでとうございます!!
次のお休みまで映像はお預けですが、ライブCDはすぐに聴こうと思います🌸
私の大切な大切な記念公演。
あの日出逢ってくれて本当にありがとう。
これから一緒に歩んで行けることが本当に嬉しいです。
たくさん会いに行くぞ!!大好き!!
以上、自己満の覚書でした!
2018.7.27追記
たくさんの方に読んでいただいておりありがとうございます。
感想リプなどをいただく中で、これも言いたいと思ったことがあったので、追記します。
私が語れるようなことなど何もないのですが、一つだけ…。
20.2.21の公演当時には『直立でしか歌を歌えない』と言っていた剛くん。
あの時は、正直に申し上げると、彼が音楽に向き合う姿が痛々しくもありました。
それが、4月のCDTV25周年SPではギターを弾き語り、今ではENDRECHERIライブツアー全15公演、後にはフェスと寺社仏閣ライブが控え……。私たちをいつもいつも驚かせ、楽しませてくれています。
大好きな剛くんが、大好きな音楽を諦めずに、出来る範囲を模索しながら闘い続けてくれる姿が本当に本当に眩しいです。
そんな中で彼が『なるべく皆さんに求められるものを提供出来るように』『皆さんの期待するレべルにはまだまだ届かないかもしれないけれど』という言い方をするのが、ある意味ではとても悲しいと思います。
10代の頃から、世間の求める"堂本剛"であれ、と振舞って来た代償みたいなものなのかなと思うと、彼の人生を回顧せずにはいられません。
どうかそんなことは度外視して、自分のやりたいことをやりたいように、そして彼の人生をただただ楽しく生きて欲しい!!!
毎日が幸せでいてほしい!!!
大好きな剛くんの人生が愛と幸福と笑顔に溢れるものになることを願ってやみません。
そして僭越ながらファンの言動がその一助になるのだとしたら、私は何だってやってやる!と思います!
さて、明日はとうとうお休み。一週間長かった…。
明日には円盤が見られると思うと今から心が愛で満たされていきます。
見たらまた何か書くかもしれません。
その時にもしまたご縁があれば、読んでいただけたら嬉しいです。
20.2.21の後には、しばらくの間、私の中に"愛"が大きく大きく残りました。
あの日いただいた愛が、ずっと胸の中で息づいています。悲しいことや辛いことがあった時、心の中で愛を唱えれば、何度でも立ち直って来れました。
あの日、お二人とファンの皆さんからいただいた愛を、一生かかって返していきたいと思います。
よっしゃー!!張り切って金曜日の仕事を殴ってくるぞー!!
光一くん、ナイツテイル初日おめでとう!!!
りちゃぬ